■塗装作業風景をご紹介致します。
■塗装ブース
自動車の塗装作業は写真の白いドアの付いた部屋「車輌塗装ブース」で行います。
塗装作業はこのブースが不可欠です。
それは何故かというと、ブース外(屋外)には目に見えない、チリやホコリがたくさん浮遊しております。
塗装を行う際にチリやホコリが浮遊しておりますと、塗装と一緒にボディに付着してしまい綺麗な仕上がりになりません。
このブース内は気圧の調整などにより、チリやホコリを一切シャットアウトする事ができ、とてもクリーンな環境になっております。
また従業員がブース内に入って塗装を行う時に吸い込んでしまうのを防ぐ仕組みもついており、さらに塗料の周辺地域への拡散も防止でき環境配慮の面でも活躍しております。
■ブース内
ブース内は写真のような照明付きの車庫のような部屋になっております。
車輌の下は網になっており、塗装中は塗料が拡散する事のないように網の中に吸い込まれていきます。
塗装されている車輌はビニールのような覆いでマスキングをしております。
マスキングは塗装箇所以外への塗料への付着の防止の為に行います。手の込んだ作業ですが、ここまでしないとダメです。
■塗装
塗装は写真のスプレーガンを使用し、職人の腕で少しずつ塗っていきます。
職人の目利きと調色機によって、車に合わせて調合して作られた、1台1台独自の塗料で塗装をしていきます。
しっかり色合わせをされた塗料で塗らないと仕上がった時にどこが修理したのかが分かってしまいます。
どこを塗ったかが全く分からないようになるまで、こだわって作った塗料で塗装いたします。
綺麗に鈑金した後の塗装が最高の仕上がりの為の秘訣です!